Bass3
関東ブラックバス制覇! 〜Bass3とゆかいな大人達〜
ベイトタックル
ベイトタックルの良さは何といっても手返しの早さです。
片手で操作できて、左右どちらの手からでもワンハンドでキャストできるため、スピニングタックルよりも投げる回数が増えます。
確立と統計で言えば、同じ場所に10回投げた人よりも20回投げた人の方が期待値が高いって事ですね。(実際はそんな簡単な話ではないのですが・・・(笑))
また、ある程度太いラインをより遠くに飛ばすことに優れており、巻き取る力も強い事からランカーバスとファイトする時にもパワー負けしません!
糸寄れもスピニングリールに比べると圧倒的に少ないところも魅力ですね。
ベイトロッド
ラインナップの考え方はスピニングタックルとほぼ同じですが、ベイトロッドは比較的にパワーを重視した設計のため、UL(ウルトラライト)はあまり使われない。
(最近はベイトフィネス用の柔らかいベイトロッドも出てきていますが、普段のML、Mレベルのタックルで特段不便だと思った事は無かったり(笑))。
覚えておきたいのはスピニング同様、以下の単位。
ft(フィート)・・・ロッドの全長を表す。1ftは0.3048 メートルなので30cmくらい。
lb(ポンド) ・・・ライン耐久で表記される。1lbは453.592gなので、450gくらいと覚えておく。
oz(オンス) ・・・適合ルアーの重さで表記。1ozは約28.349 gなので、28gくらいと覚える。
硬度 | 適合ライン※1 | 重さ適合 |
---|---|---|
ML(ミディアムライト) | 6-14lb | 3g〜15g |
M(ミディアム) | 10-17lb | 5g〜20g |
MH(ミディアムヘビー) | 10〜20lb | 5g〜28g |
H(ヘビー) | 12〜25lb | 5g〜42g |
UH(ウルトラヘビー) | 16〜30lb | 7g〜56g |
覚えておかないといけない理由はスピニングタックルと同様ですが、一応こちらにも書いておきます。
些細な事ですが、これが釣果に大きく影響するので、是非覚えておきましょう!
<ポイント1> 「投げる」という動作
仕掛けを目標まで投げて、初めて魚に出う事ができますが、投げる行為はロッドのしなりを活用します。ロッドが曲がることで反発が生まれ、この反動で仕掛けを遠くに飛ばすことができます。
ロッドに重さ適合があるのは、このロッドのしなりを最大限に生かせる重さが表記レンジの重さであるからです。
また、ロッドにライン適合があるのは、投げる際に摩擦が発生しますが、この摩擦はラインが太ければ太いほど大きく、逆に細ければ細いほど小さいという特性を利用するからです。
<ポイント2> 「釣る」という動作
魚が掛かるとロッドがしなります。このしなりは「投げる」という動作の時の反発とは少し意味合いが異なります。
魚とファイトしている時はロッドがしなることにより、ラインへの負荷を軽減するという役割を果たしています。
上の表のUL(ウルトラライト)が適合ライン1lb(耐久性としては453.592g)なのに1kgの魚を釣る事ができるのは、ロッドのしなりのお陰なのです。
ラインを細くしすぎるとラインブレイクしてしまいますが、ラインが強すぎるとロッドが耐えられず折れてしまうこともあります。適合レンジから外れると、これらの考えられた機能をうまく活かせなくなりますので、大事な相棒をやさしく扱ってあげてください!
「ベイトロッドを選ぶ」
ベイトロッドを選び釣りに出かけましょう!
ロッドは自分が持っているリールの大きさや特性を視野に入れて選びましょう。初めての方は、MLのロッドを選べば特に問題は無いです。メジャーなところから紹介したいと思います。
ベイトキャスティングリール(ベイトリール)
ベイトリールを選ぶ際に重要なものもスピニングリールとさほど変わりはありません。巻き取り長さ(一回巻いた時にどれくらい巻き取れるか)と最大ドラグ力(どれくらいの負荷に耐えられるか)ですが、 ベイトリールにはキャスティングの補助的な位置づけとして、ブレーキ機能が備わっています。これがスピニングリールとの大きな違いです。
大枠では遠心ブレーキとマグネットブレーキが有名ですが、もっとも簡単な説明をするならシマノかダイワって感じですかね(笑)
どちらにも一長一短ありますが、遠心ブレーキもマグネットブレーキもサミングが命なので、まずはサミングを極めましょう!
ベイトリールにもちゃんとドラグがありますが、ラインも12lbクラスのものを使用すれば閉めっぱなしで特に不自由はしないと思います。
使うシーンがあるとすれば、メータークラスの鯉やソウギョなど明らかにロッドのパワーが足りないような魚が掛かることもありますので、 そんな時にはドラグ調節を忘れずに!