スピニングタックル

スピニングタックル

スピニングタックルは操作性に優れ、どんな釣りにも対応できます。釣りと言ったらこのタックルを想像する人も多いと思います。
ただ、道具である以上、そのタックルに合った使い方をしないと折れたり壊れたりと言ったトラブルが付きまといます。
正しい道具の使い方をすれば安い道具でも大活躍してくれますし、乱暴に扱うとどんなに高くて高性能な物も壊れてしまいます。
管理人は中学生の頃から釣りバカだったのですが、当然、高価なロッドやリールは持っていませんでした。
しかし、折れたり壊れたりと言ったトラブルには合ったことがありません。（一度不安定な場所でロッドを踏んで折ったことはありますが・・・（笑））

ここでは覚えておきたいロッドやリールの予備知識を紹介します！

スピニングロッド

メーカーによって表記などは異なるが、ざっくりでも以下のようなラインナップがある。
覚えておきたいのは下の単位。（全部センチとグラムで表記して欲しいと常々思う・・・）

ft（フィート）・・・ロッドの全長を表す。1ftは0.3048 メートルなので30cmくらい。
lb（ポンド）　・・・ライン耐久で表記される。1lbは453.592gなので、450gくらいと覚えておく。
oz（オンス）　・・・適合ルアーの重さで表記。1ozは約28.349 gなので、28gくらいと覚える。

表にしてみるとこんな感じですが、表記はメーカーによりまちまちなのが現状ですね。

<ロッドの目安>
硬度	適合ライン※1	重さ適合
UL（ウルトラライト）	1～4lb	1～5g
L（ライト）	2lb～6lb	2g～9g
ML（ミディアムライト）	6-14lb	3g～15g
M（ミディアム）	10-17lb	5g～20g
MH（ミディアムヘビー）	10～20lb	5g～28g
H（ヘビー）	12～25lb	5g～42g
UH（ウルトラヘビー）	16～30lb	7g～56g

何故これらをなぜ覚えておかないといけないかと言うと、大きく2つの理由があります。

些細な事ですが、これが釣果に大きく影響するので、是非覚えておきましょう！

＜ポイント1＞　「投げる」という動作

仕掛けを目標まで投げて、初めて魚に出う事ができますが、投げる行為はロッドのしなりを活用します。ロッドが曲がることで反発が生まれ、この反動で仕掛けを遠くに飛ばすことができます。

ロッドに重さ適合があるのは、このロッドのしなりを最大限に生かせる重さが表記レンジの重さであるからです。

また、ロッドにライン適合があるのは、投げる際に摩擦が発生しますが、この摩擦はラインが太ければ太いほど大きく、逆に細ければ細いほど小さいという特性を利用するからです。

＜ポイント2＞　「釣る」という動作

魚が掛かるとロッドがしなります。このしなりは「投げる」という動作の時の反発とは少し意味合いが異なります。

魚とファイトしている時はロッドがしなることにより、ラインへの負荷を軽減するという役割を果たしています。

上の表のUL（ウルトラライト）が適合ライン1lb（耐久性としては453.592g）なのに1kgの魚を釣る事ができるのは、ロッドのしなりのお陰なのです。

ラインを細くしすぎるとラインブレイクしてしまいますが、ラインが強すぎるとロッドが耐えられず折れてしまうこともあります。適合レンジから外れると、これらの考えられた機能をうまく活かせなくなりますので、大事な相棒をやさしく扱ってあげてください！

「スピニングロッドを選ぶ」

スピニングロッドを選び釣りに出かけましょう！リーズナブルなものから上級者向けの高級ロッドまで様々なものがあります。

個人的には5000円から10000円前後のロッドで十分だと思いますが、メジャーなところから紹介したいと思います。

　タックルスピニングロッドを選ぶ！

スピニングリール

スピニングリールを選ぶ際に重要なのは巻き取り長さ（一回巻いた時にどれくらい巻き取れるか）と最大ドラグ力（どれくらいの負荷に耐えられるか）です。
大きなルアーをアクションさせるには巻き取り長さが大きい物でないといけないですし、ルアーが大きいと掛かる魚も必然的に大きくなりますので、ファイトに耐えられるだけのドラグ力が必要です。
リールにも番手（型の番号）があり、よく「リール名XXXX1000」などの表記がされていますが、これはリールの大きさを表しています。
因みに、ブラックバス釣りに適しているのは1000～2000番台のものと言われています。管理人は一番汎用的に利用できる1500番のリールを使用しています。
あまりシビアになる事は無いので、自分で実際に巻いてみて、自分が気に入ったものを使えばいいと思いますが、ひとつだけ留意しておきたい事があります。

＜ポイント3＞　ドラグを常に意識する